2006-01-01から1年間の記事一覧

企業が逆上するとき。

さて。年末に、非常に不快で憂鬱な問題について言及・考察しなければならないわけだが....。いきます。 例のこの問題について。 http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20061222/p1 まずお断りしておくと、この日記は烏賀陽氏擁護の立場を取っています。つまり烏賀…

クリスマスから遠く離れて:12/24・25@台北市

(すいません、内容は某SNSと同一です。年末ちょっと激烈に多忙なのでこれでお茶を濁してしまうと。申し訳ないっす) 今年(2006年)のクリスマスは、台湾・台北市で過ごしてきました。 海外でクリスマス!とかいうロマンチック(苦笑)な動機ではなく、義父…

一個人の社会的生命を抹殺せんとするオリコンの無法を許すな

数日前から騒ぎになっている、オリコンが音楽ライターの烏賀陽弘道氏を潰すべく法外な訴訟を仕掛けている件。 高岡大祐氏に指摘されて思い出した。俺、この人知ってんじゃん! 今はなき渋谷ガボウルのセッションで、山内氏や高岡氏と競演して http://d.haten…

えー、すみません、12/23〜25までネットに接続できなくなります。あしからずご了承ください。でも、どうしてもこれだけ↓

ATLAS(ボセッティ&チェン)+山内桂@Barber富士

ということで、12/11に上尾バーバー富士に、ボセッティ&チェンのデュオ・ユニットであるATLAS(アトラス)と山内桂氏の演奏を聴きに行ってきた。 この日はバーバー富士のオーナーの松本氏の発案で、それぞれのソロ、デュオ、トリオという構成になった。これ…

アレッサンドロ・ボセッティ+オードリー・チェン SOLO×SOLO

アレッサンドロ・ボセッティは、ソプラノサックスを使った先鋭的なフリー・インプロヴィゼーションの演奏家という面とコンピュータを使って「言語」をコンセプトにした実験的なコンポジションを作る作曲家/パフォーマーという面の、2つの顔を持ったアーテ…

レビュー:ボセッティ+チェン

つーことで、ボセッティ&チェン・ツアーのうち、東京でのライヴ2つに行ってきた。以下そのレビュー。

行きたいライヴ・行けないライヴ

う〜、なぜこんなにライヴが重なるやら。しかも今週から俺、身動き取れないのに(涙)。しかも今日もう終わってるのもあるし(汗)。殆ど行けない可能性高いが告知兼メモとして。

チェン&ボセッティのライヴは、UPLINKとBarber富士に行きました。皆様色々とありがとうございました。今週末くらいにレビュー予定。

ATLAS(オードリー・チェン&アレッサンドロ・ボセッティ)ツアー

優れたチェロ奏者/ヴォイス・パフォーマーのオードリー・チェンと、卓越したサックス奏者であり、ラップトップやフィールドレコーディングによるコンセプチュアルな音響表現を行なうアーティストのアレッサンドロ・ボセッティが、日本を含むアジアツアーを…

オブジェクツ・サブジェクツ - イマジネイション オブ ウルトラ

渋谷のパルコミュージアムで、円谷プロの「ウルトラマン」のプロップを展示した展覧会が開催されているようだ。 パルコミュージアム http://www.parco-art.com/ http://www.parco-art.com/web/schedule/ オブジェクツ・サブジェクツ - イマジネイション オブ…

IMPROVISED MUSIC from JAPAN EXTRA 2006

鈴木美幸氏主宰の Improvised Music from Japan から、2006年版の雑誌が出る。特集はベルリン即興シーン!これは楽しみだ。 Improvised Music from Japan http://www.japanimprov.com/japanese/index.htmlIMPROVISED MUSIC from JAPAN EXTRA 2006 http://www…

昨日から始まってるFBI(Festival Beyond Innocence)行かれたかた、ブログやSNSでのレポをお待ちしております。RSSリーダーで拾って読んでいくのでどうぞよろしく。10th Festival Beyond Innocence 2006 http://www.beyond-innocence.org http://www.bloc.jp/…

寝ずの番

ついでに、落語映画つながりでこちらも。故・中島らも原作、津川雅彦が初メガホンで撮った、上方落語もの映画。10月にDVDリリースされている。寝ずの番 特別番 [DVD]出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画発売日: 2006/10/18メディア: DVD クリック: 7回この商…

しゃべれどもしゃべれども

落語で思い出した。二ツ目の落語家を主人公とした佐藤多佳子の小節「しゃべれどもしゃべれども」。公開はまだ先(2007年)だが、今年の夏、地元でエキストラ募集とロケをやってたのでご紹介。 公式サイト(まだトップページのみ) http://www.shaberedomo.co…

第6回落語馬花(ラクゴバカ)

久々の高座、地元門仲での「落語馬花」は龍志師が二席を勤めていただけるというなんとも贅沢な「立川龍志ナイト」。こみちさんは二ツ目に昇進したとのことで目出度い。これで晴れて横並び(?)、三人会に。 柳家初花:浮世床 金原亭馬吉:粗忽長屋 立川龍志…

【急告】マージナル・コンソート日程変更

やばい、こっちも今井和雄氏から聞いてたのに忘れてた。すみません、今井さん...。 今年のマージナル・コンソート、既に撒かれているフライヤーでは「12/3」になっているが、日程が変更になっている。ご注意を。 SuperDeluxスケジュール http://www.super-de…

凄いジャズ映画:Play Your Own Thing

いかん、紹介するのを忘れていた。 “Le Site de Louis Sclavis”のMikikoさんから教えていただいた。ヨーロッパ・ジャズのドキュメンタリー映画『Play Your Own Thing』が、あちらでは今月から公開されている。 Le Site de Louis Sclavis http://sclavisfansi…

大竹伸朗「全景」@都現代美術

Art

行ってきた。圧倒された。もうそれ以外何が言えるだろう。 大竹伸朗「全景」1955-2006 http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/ 大竹伸朗「全景」公式サイト http://www.shinroohtake.jp/ 総制作点数3万点を超えるという、圧倒的な制作量と活動の幅広さを受け…

コトバはどこから生まれるのか

これは凄い。中米ニカラグアで、政情不安等の事情で聾唖者教育の施策が破綻してしまった聾唖学校で、子供たちの間から自然発生的に全く新しい“手話”が誕生したというお話。 The Birth of a Language - Radium Software Development(高橋啓治郎氏のブログ) …

山内桂 11/20 時刻・場所変更

取り急ぎ。http://salmosax.com/fk.html 11/20岐阜での演奏に変更事項が生じました。 ○場所/同学校のマルチメディア工房に ○時間/17時30分に 以上、お気をつけください。 現在大阪滞在のためスケジュール欄の修正に手間取るものと思われます。 http://d.hate…

1991/92年頃の音楽状況

昨日の日記のために、自宅に保管してある「ジャズ批評」や「ジャズライフ」のバックナンバーを引っくり返してみたりしていたんだが、91/92年頃は、フリー/インプロ周辺の音楽シーンは上昇基調にあって、結構活気があって面白かったんだなぁ、と思い出した。

いつのまにか(昨日の夜から明け方にかけて?)3万アクセスを超えておりました。ご愛顧まことにありがとうございます。俺自身がキリ番に興味がないので、誰か踏んでても何もあげませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

いかにして私は抽象的な表現を愛するようになったか

先日来ヴァンデルヴァイザー楽派のことを日記にしていて、ふと思い出したので、自分用にメモメモ。 この日記のプロフィール欄に記しているとおり、俺はもともと聴く音楽に関しては雑食性だった。今でもそうだけど。 この日記は“フリー・インプロヴィゼーショ…

山内桂 11月のライヴ

山内桂のサルモサックス http://salmosax.com/ 山内桂氏の11月の演奏は関西・中京圏。これも、ちょっと俺は行けないけど....オモシロそうなのがけっこうあるな。 バクまつりの「脱アングラ宣言」って(笑)。いや失礼。でもあまりにも華麗な出演者なもんで。

江崎将史@大阪・神戸

江崎将史氏から告知をいただいた。新譜のお知らせと、江崎氏や山内桂氏による神戸・大阪でのライヴ告知(俺は行けないけど...)。 神戸のトリトン・カフェって、凄く可愛いな。これは女の子に好かれそうだ。またBRAZIL/PAAPや西崎さんの歌を東京圏でも聴きた…

今年最も話題のオーディオ機器!

...と言えば?iPod nano?iPod Shuffle?Microsoft Zune?いやぁ、そんなもん、雑魚、お笑い種(ぐさ)さ。チャンチャラおかしいぜ。 今年最も話題のオーディオ機器はズバリ、↓コレだ! ティアック、Wリバースカセットデッキを発表 (MYCOMジャーナル) http:/…

杉本拓:オペラ「南十字星」ver.2@Loop-Line

Ryu Hankil / Jin Sangtae 、asuna、auranoisazzzz、オペラ「南十字星」ver.2(簡易版) http://www.loop-line.jp/ http://www.loop-line.jp/2006/11/more.html#a000323 http://www.hibarimusic.com/j/event/seoul.html オペラ「南十字星」オリジナル版のレ…

ヴァンデルヴァイザー楽派とは何か (3)

えーと、ひとまずコレで完結の予定。 ヴァンデルヴァイザー楽派の人々がやっていることは、音楽というメディア(コンサート、CD、楽譜etc)の形をとりつつ、音楽ではないもの・ことを指し示そうとしているのではないかと思われる、ということだ。 という昨日…

ヴァンデルヴァイザー楽派とは何か (2)

では、彼らの活動は、何のために、何を目的に、何を示そうとして、あるいは、何のためでないように、何を目的としないように、何を示さないようにして、行なわれているのだろうか? という昨日の日記の続き。 今回のイヴェントで、ヴァンデルヴァイザー楽派…