寝ずの番 - やぶいぬ日記

ついでに、落語映画つながりでこちらも。故・中島らも原作、津川雅彦が初メガホンで撮った、上方落語もの映画。10月にDVDリリースされている。

出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画
発売日: 2006/10/18
メディア: DVD
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作者: 中島らも
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2001/10/16
メディア: 文庫
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寝ずの番 - 公式サイト
http://nezunoban.cocolog-nifty.com/
寝ずの番 - 角川ヘラルドのサイト
http://www.herald.co.jp/official/nezunoban/

昭和15年生まれ、5歳で映画デビューという芸歴半世紀にもわたる俳優・津川雅彦が、日本映画界の創始者である祖父・牧野省三（マキノ省三）、早撮りの名手としてならした伯父・マキノ雅弘が築いた“大名跡・マキノ姓”を襲名した。
（中略）
マキノ雅彦が初監督作に選んだ作品は中島らも原作の「寝ずの番」。
上方落語の一門で師匠、一番弟子、おかみさんが次々と亡くなり、それぞれのお通夜の席で“寝ずの番”をする弟子や故人ゆかりの温かい仲間たちが、悲喜こもごもの思い出話に花を咲かせる人情物語だ。ちょっとエッチで危ない爆笑エピソードの連続のなかに垣間見える仲間たちの強い愛情、絆が、爽やかな涙、何とも言えない小粋で心温まる感動を生み出している。

この宣伝コピーには誤りがある。「ちょっとエッチで危ない」どころではない。下ネタ・春歌・猥歌・放送禁止用語のオンパレードである。地上波で放送できないんではないかコレ。

NHK BS では放映されたが。「ピー」無しで（笑）。

故・中島らもが、友人である故・桂吉朝師（ううっ....どちらも鬼籍に....キツいなぁ....）から聞いた（というか飲んで馬鹿バナシをしていたのだろう）噺家のエピソードや関西の芸者さんのお座敷芸とか宴会での春歌・猥歌を元に書いた短編集が原作。「春歌・猥歌大全」または春歌版「ザッツ・エンタテインメント」みたいな趣きも。

ウチでもロードショー公開時は見逃していたのだが、今年のバリ島旅行のとき、飛行機のヴィデオプログラムに入っていたので初めて観た。機内で爆笑しながら（実際は周囲に迷惑かからないように声を殺して。苦しかった・笑）観たのだが....。いいのかこんなの上映して。R15指定なのに。国際線なのに。外人さんも沢山乗ってんのに。しかも英語字幕つきだぞ。

音声：
「....何て言うてはりますか....？」
「....大したもんやなぁ....」
「へ？」
「ソソ（女陰）見たい言うてはる」
↓
字幕：
"What did he say....?"
"....Amazing...."
"Eh?"
"Master says he wants to see pussy."

どうみてもマズいだろコレ（笑）。

....と思ってたら。
http://nezunoban.cocolog-nifty.com/main/2006/07/dvd_7e2f.html