ユニクロTシャツ「ECMシリーズ」再び


ユニクロキターーーーーーー!


去年の日記でもお伝えしたユニクロのコラボTシャツ、
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20060306/p1
なんと第2弾が出ている。まさか出るとは思わなかった。


ユニクロオンラインストア
http://store.uniqlo.com/L3/u36.asp


いやしかし、今年も去年に負けず劣らずマニアックなセレクションだこと。それにしても、この選択の基準は謎だ。どうやって選んでるんだろう?アミダクジとか、パッと指差して当たった奴を選んでるのか(笑)?


http://store.uniqlo.com/L4/getitem.asp?hdnItemMngCD=u36519
いきなりヤン・ガルバレク "SART" だよ!


(↓Amazon.com だと試聴可)
http://www.amazon.com/Sart-Jan-Garbarek/dp/B0000031OL
70年代のECMといえばこのメンツ、ガルバレク/リプダル/ステンソン/アンデルセン/クリステンセン。俺、このメンバーには一時期ハマってアルバムを端から買い揃えたものだった。でもこのメンツのアルバムだったら、アルバムジャケットはアレとかアレとかアレとか、もっと優れたデザインのものがあっただろうに(だからどれ)。


http://store.uniqlo.com/L4/getitem.asp?hdnItemMngCD=u36521
テリエ・リプダルのソロ "Waves" 。


Waves

Waves

(↑リンク先で試聴可)
確か俺が買った2枚目のECMのアルバム。ピンク・フロイドデヴィッド・ギルモアを彷彿とさせる(でもブルースっぽさは皆無だけど)深くエコーの掛かったメランコリックなエレクトリック・ギター。だがこのアルバムでのMVPは、トランペットのパレ・ミッケルボルク。真冬の凍てつく冷気を思わせるミュート・トランペットが最高だ。マイルスのミュート・トランペットを更にクールにしたような。まさにジャケット写真どおりの音。


http://store.uniqlo.com/L4/getitem.asp?hdnItemMngCD=u36522
やはりテリエ・リプダルの、チェロのデヴィッド・ダーリングとのデュオ "EOS"。


Eos

Eos

(↑リンク先で試聴可)
冒頭いきなり、リプダルによるディストーションフランジャーを強くかけた無伴奏爆音ギターソロの他は、ダーリングの5弦エレクトリック・チェロによる暗鬱なドローン・サウンドの上に、やはり深くエコーをかけたギターが乗っかる、という演奏が延々と続く。北欧ジャズというよりはほとんどゴシック・アンビエントみたいな音。こんなジャケだが、音はむしろ灰野敬二の「滲有無」とかに近い。


http://store.uniqlo.com/L4/getitem.asp?hdnItemMngCD=u36523
カモメキターーーーー!

リターン・トゥ・フォーエヴァー

リターン・トゥ・フォーエヴァー

(↓Amazon.com だと試聴可)
http://www.amazon.com/Return-Forever-Chick-Corea/dp/B0000262QW
ECMを代表するだけでなく70年代初頭を代表するジャズの名盤。久しぶりに聴いてみようかな。


http://store.uniqlo.com/L4/getitem.asp?hdnItemMngCD=u36524
A.R.C. キターーーーー!

A.R.C.

A.R.C.

(↓Amazon.com だと試聴可)
http://www.amazon.com/R-C-Chick-Corea-w/dp/B00000DTE3
マイルス・デイヴィスのバンド脱退後にチック・コリアがアンソニー・ブラクストンと組んだフリー・ジャズのカルテット「サークル」からブラクストンを外したトリオ。1曲目はウェイン・ショーターの「ネフェルティティ」。3人ともレヴェルの高い緊張感溢れる演奏が素晴らしい。実はチック・コリアのアルバムでは1番好きな1枚かも。


さぁ、皆様はどれをお買い求めになりますか?たぶん限定生産でけっこう早く無くなるからお早めに。いや俺はユニクロの回し者でもなんでもないですが。


あ、こうやってみると俺がいかに現在のキース・ジャレットに興味がないか良く分かる(笑)。デジョネットとピーコックはそろそろ他のピアノと(以下自粛)