"Step..." 参考Diskなど


ロクス・ソルスの通販サイトから FRED FRITH 国内盤新譜ほか関連タイトル
http://www.locus-solus.co.jp/catalogue/frith.html

とにかく悪いことは言わない↑ "Killing Time"の「試聴する1」「試聴する2」をクリックせよ。



Killing Time

Killing Time

つんのめるように切り込んでくるジャキジャキしたギター、シャープでタイトなドラム、「グモグモ」というくぐもった音色(オート・ワウをかけてるかな?)でうねるベース、すべてがかっちょいい。四半世紀たっても全く色褪せない傑作。


Speechless

Speechless


(↑はリイシュージャケ。オリジナルは↓)
http://www.amazon.com/gp/product/B000000PLO/103-6848815-3167019?v=glance&n=5174

前半(LPの頃のA面)はフランスのヘンテコ・アヴァンギャルド・バンド“エトロン・フー・ルルーブラン(Etron Fou Leloublan)”との共演、後半(LPの頃のB面)はマサカーのライブ・テイクに、雑多な現実音のテープ・コラージュ(缶蹴りをして遊ぶ子供とか、デモ隊と警官隊の小競り合いとか、虫の音とか)をオーバーダブして構成したアルバム。エトロン・フーの“狂ったサーカス音楽”みたいな狂騒的なユーモア感覚が楽しい。


Cheap at Half the Price

Cheap at Half the Price


(↑はリイシュージャケ。オリジナルは↓)
http://www.amazon.com/gp/product/B000000PLP/103-6848815-3167019?v=glance&n=5174

これは、上記2件とは一転して、フリス氏のヴォーカルによる「歌もの」アルバム。ベーシックなトラックは殆どフリス自身の多重録音(カセットMTRらしい)で、その上にゲストがオーバーダブしてあるようだ。


所々裏返ったりしちゃう素っ頓狂なヘタウマ・ヴォーカルと、スケルトン・クルーに通じる大道芸的演奏による脱力変テコ・ポップ。カシオトーンのチープでキラキラした音が大活躍している。


"Step Across..." の映画の終盤で、駅のホームでおじさんとおばさんがピョンピョン跳ねたり行進したりするシーンがあるが、あそこで流れる曲がこのアルバムからの曲。


東京だと「高円寺 円盤」とか関西だと「難波 ベアーズ」あたりで演奏してる、玩具を使ったりするヘンテコ・ガラクタ歌ものユニットなんかが好きな人ならきっと気に入るだろう。



Step Across the Border

Step Across the Border

映画 "Step Across..." のサントラ盤。


Step Across the Border [DVD] [Import]

Step Across the Border [DVD] [Import]

映画のDVD。Winter & Winter からリリースされてて、あのWinter & Winter独特のCDジャケと同じ装丁(表面が波形になった厚紙)になっている。