ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー 展@メゾンエルメス


終わり間際になって、俄かにマイミク周辺で面白かったという感想が続出したので。確かに非常に楽しめた。


ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー 展
http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/BA51
http://s03.megalodon.jp/2009-0520-1457-00/www.tokyoartbeat.com/event/2009/BA51

(引用)
「The Forty-Part Motet 40 声のモテット」(2001 年制作)は、40のパートから成る楽曲のサウンドインスタレーションです。会場に並べられた40個のスピーカーひとつひとつから、各パートを受け持つ歌い手の声が発せられ、観客は、それぞれの歌い手の間を自由に歩き回るような体験ができます。楽曲の進行とともに音は融合し、やがて空間に反響するひとつの歌声となるとき、我々は目の前のスピーカーが音を発しているという単純な視覚的事実から解放されていきます。アメリカやヨーロッパをはじめとする、どの会場でも、音がその場所の特性を投影し共鳴させる本作品、今回、日本では初めての公開となります。

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西澤諭志 展 −写真/絶景 そこにあるもの−


全く予備知識なく同じINAXギャラリーのギャラリー2で観てちょっとビックリしたのが、若き写真家西澤氏の個展。


西澤諭志 展 −写真/絶景 そこにあるもの−@INAXギャラリー
http://www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001388.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0530-1201-13/www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001388.html

(引用)
カーペットに配線されたコード1本、棚に置かれたパソコン、貼り痕のある壁など、西澤諭志 (Nishizawa Satoshi)さんの作品は、彼自身が学んだ大学などの公共建築の室内や、什器などをクローズアップした写真です。画面は約2m四方に伸ばされ、対象は等身大に近い大きさとなり迫力があります。蛍光灯の均質な光によって、装置や道具などの物質は立体感を失い、隣り合うものすべてが等しくくっきりとして、独特の存在感を放っています。
ガランと人の気配のない画面は一瞬観る者の不安をかき立てます。しかし、西澤さんの見慣れたものへと注ぐ視線には、反偏在的視覚とも呼びたい、硬質で強靭な博愛的偏愛が感じられます。

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チェコのキュビズム建築とデザイン1911-1925@INAXギャラリー


チェコスロヴァキアキュビズム建築の展覧会を観に女房とイナックスギャラリーへ。
 

チェコキュビズム建築とデザイン1911-1925
http://www.inax.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001363.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0530-1147-49/www.inax.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001363.html
http://www.inax.co.jp/gallery/user_exh/w_0903czech.html
http://s01.megalodon.jp/2009-0530-1148-48/www.inax.co.jp/gallery/user_exh/w_0903czech.html

(引用)
ピカソ、ブラックが中心となって起こった20世紀初めの美術運動キュビズムチェコでは世界で唯一、建築に応用され、プラハを中心とした各地に斬新で奇抜なキュビズム建築が誕生しました。その担い手は、当時の近代合理主義に反発を覚えた30歳前後の若き建築家たちでした。今展では誕生からおよそ一世紀の経過を間近にした今、ヨゼフ・ホホル、ヨゼフ・ゴチャール、パヴェル・ヤナークの3名による建築を中心に、チェコキュビズムデザインを歴史上の希少な遺産として紹介します。
(プレスリリースから引用)
会場では、ホホル、ゴチャール、ヤナークの3人の作品を、10年以上にわたりキュビズム建築を撮り続けてきた写真家・鈴木豊氏による写真をとおして、チェコの街並に溶け込んだ、光と影が揺れ動く豊かな建物の表情、内部にも及ぶキュビズム的な造形など、細部までを紹介します。本邦初公開の物件ほか、わずか十数年の間に現れたデザインモチーフの変化も是非ご覧ください。また、ヤナークによる椅子の傑作や陶器のレプリカも登場します。

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ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 恵みの居場所をつくる@汐留ミュージアム

http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/09/090404/index.html
http://s01.megalodon.jp/2009-0524-2159-59/panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/09/090404/index.html

(引用)
アメリカ・カンザス州に生を受け、1905(明治38)年に来日したヴォーリズは2年間、滋賀県立商業学校(現在の滋賀県立八幡商業高等学校)で英語講師を務め、その後も近江八幡の地にとどまって、幅広い活動を繰り広げました。建築事務所や現在の近江兄弟社へとつながる事業を立ち上げ、建築家や実業家として活躍する一方、地道で熱心な伝道活動を続けました。また彼は軽井沢にも拠点をもち、毎夏、避暑に訪れる外国人宣教師らと交流して人脈を拡げ、全国各地に数多くの名作建築を遺しました。ミッションスクールや教会、商業施設から個人住宅まで多岐にわたるヴォーリズ作品は、いずれもそこに集う人々への深い思いやりにあふれています。

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ミヒャエル・ゾーヴァ展

日本では映画『アメリ』の美術で知られる、ドイツの絵本画家ミヒャエル・ゾーヴァ展に出かけた。無料でチケットが手に入ったので。

ミヒャエル・ゾーヴァ展 描かれた不思議な世界 - 松屋銀座
http://www.matsuya.com/ginza/topics/090511e_michael/index.html
魚拓
http://s03.megalodon.jp/2009-0513-0428-21/www.matsuya.com/ginza/topics/090511e_michael/index.html

(引用)
ミヒャエル・ゾーヴァ氏(1945年 ドイツ生まれ)は、1993年に『ちいさなちいさな王様』(アクセル・ハッケ作)で挿絵を発表して以来、世界的な人気を不動のものとし、さらに、若い女性の間で爆発的な人気を集めたフランス映画『アメリ』で作品が使われていることでも、広く知られています。他にも、オペラ『魔笛』の舞台芸術クレイアニメーションウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」におけるコンセプトアートを手がけるなどジャンルを越えて活躍しています。

絵本の世界での人気はもとより、卓越した技法と表現力によって、不可思議な風景に、愛らしさとユーモアを溶け込ませて描く作家として、その高い芸術性がヨーロッパでも評価されています。3年前に松屋で開催された展覧会でも、その作品の素晴らしさにあらためて多くの賞賛が寄せられ、様々なジャンルのアーティストたちからも支持を集めています。

本展では、人気の絵本原画『ちいさなちいさな王様』『エスターハージー王子の冒険』や映画『アメリ』のために描いた作品などの代表作から、最新作まで日本初公開の作品を含む約130点を展示し、ミヒャエル・ゾーヴァ氏の不思議な世界をお楽しみいただきます。

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メビウス×浦沢直樹+夏目房之介@明治大学・補遺


前回の日記(http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20090510/p1)の追記と補足。


ちなみに明大の告知ページは魚拓を取った。
http://s02.megalodon.jp/2009-0515-1527-12/www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/dtl_0004084.html

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