廃墟の作家―J.G.バラード

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J・G・バラード - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/J%E3%83%BBG%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89

60年代には『ニューワールズ』誌を中心に「思弁小説(スペキュラティブ・フィクション)」と呼ばれる新しいSFの形式を呼びかけ、自らも多く発表した。ニュー・ウェーブSFの中心人物のひとりである。当時のバラードの有名な宣言に「真のSF小説の第一号は、健忘症の男が浜辺に寝ころんで、錆びた自転車の車輪を見つめつつ、両者の関係性の究極的な本質をつきとめようとする、そんな物語になるはずだ。」という文章がある。実際に彼が書いた短編小説は、この文章で表現されたような小説であった。
そして、「破滅三部作」と呼ばれる、『沈んだ世界』『燃える世界』『結晶世界』で、破滅していく美しい世界を描きだした。60年代後半には自ら“濃縮小説”と名付けた、断片・断章からなる短篇群を書き、『残虐行為展覧会』にまとめられた。
70年代には『クラッシュ』『コンクリート・アイランド』『ハイ-ライズ』の「テクノロジー三部作」によって、科学技術の産物と人間との関係を追求した。

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借景という逆説

さて、久々の日記は、京都などの庭園の造園技法である「借景」が面白いなぁ、というお話。(ちなみに「景観論」が主題ではないのであしからず。そのため直リンクは避けています)


俺は最近、仕事に疲れたり、または仕事中に無駄に待機時間が長かったりしたときは、主に京都の観光地のWebサイトをぼぉっと眺めている事が多い。


京都ってなんか楽しいところある? - ニコニコVIP2ch
http://nicovip2ch.blog44.fc2.com/blog-entry-668.html


こんなことをしている理由は、最近イロイロと疲れているので安らぐような画像を見たいとか、今の勤務地が川崎の工場/倉庫地帯で緑地に乏しいので緑を見たいとか、今年(喜ぶべきか悲しむべきか分からんが)夫婦でJRのフルムーンパスを利用できる年齢になってしまったのでどっか行きたいなぁ、などという事情があるのだが。

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近況

あけましておめでとうございます。っていつの話だ。

え〜。ご無沙汰しております。生きております。皆様お元気でしょうか。

長らく放置状態のままで、すっかり廃墟と化しているこの日記ですが(まだ読むつもりのいる人がいるのかな)。

ここ数年は、自分に「最低週一以上の頻度でライブ行く」と課していたのですが、さすがにココ100年に一度の不況、遂に経済的に続けられなくなりまして、ここ暫く、まったく行けておりません。申し訳ないです>ミュージシャンの皆様

あと、誕生日は風邪こじらせて寝てました。

徐々にリハビリをかねて再開しようかな、とは思っております(ライブ頻度はめっきり減ると思いますが)。もしお付き合いいただけるかたがいらっしゃるならどうぞよろしくお願いいたします。
m(_ _)m

不在の絵画:ヴィルヘルム・ハンマースホイ展


まったく知らない画家だったのだが、mixi の美術コミュで紹介されていて、その静謐な画面に一目で惹かれて出かけた。これは驚くべき展覧会だ。行ってよかった。必見だと思う。


すっかり更新停滞しているにも関わらず、日記に急きょ記す事にしたのは:

  • マイナーな画家なので、これを逃したら今度いつ開催されるか、または再び来る事があるのか分からない
  • 日経新聞・朝刊の文化面(『私の履歴書』とか小説の載る面ね)に載ってしまった
  • NHKで放送されてしまう(11/16・教育テレビ『日曜美術館』、11/17・BS-Hi迷宮美術館』)ので、来週以降、観客が殺到すると思われる

という理由による。来週以降はバカみたいに混むと思われるので、行くなら混雑する前、世間の目が同じ上野の『フェルメール展』に向けられている今のうちだ!


ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情 - 国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/current.html
(魚拓)
http://s02.megalodon.jp/2008-1018-2318-54/www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/current.html
公式サイト(トップは要Flash
http://www.shizukanaheya.com/
http://www.shizukanaheya.com/news/index.html

ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864-1916)は、生前にヨーロッパで高い評価を得た、デンマークを代表する作家の一人です。没後、急速に忘れ去られましたが近年、再び脚光を浴びています。ハンマースホイの作品は17世紀オランダ絵画の強い影響を受け、フェルメールを思わせる静謐な室内表現を特徴としています。室内画の舞台は自宅であり、登場人物として妻のイーダが後姿で繰り返し描かれました。イーダの後姿は、我々を画中へと導いてくれるのですが、同時に、陰鬱な室内と彼女の背中によって、我々は「招かざる客」かのような拒絶感も覚えることとなります。

アートエンターテインメント 迷宮美術館 サイコロジカル・ミステリー 〜アートで読み解く人間心理〜
http://www.nhk.or.jp/bs/meikyu/#housouyotei
誰もいない部屋こそ美しい:北欧の画家・ハンマースホイ - 新日曜美術館
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/1116/index.html

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