立ち上がれラップトッパー!

立って、ということで思い出したのだが、ラップトッパー(という用語は普及しているのか?要はライブでノートPCを使って“演奏”する人ね)の人々も立って演奏することを試してみてはどうだろうか。


フリーペーパー『三太』vol.4 所収の吉村光弘「ラップトップ・ミュージック試論」によるまでもなく、ラップトップ奏者(?)のライブは、おおむね退屈で詰まらない。それは出している音とそのコンセプトがつまらないか不明瞭で練れていないというのが一番大きな原因なのだが、やはりビジュアル的な要素も大きいのではないかと思われる。


なぜならライブでラップトップ使ってる演奏者はみんな、首の角度がつぶやきシローと同じだからである。ディスプレイを凝視しながらトラックパッドをこすってMax/MSPのモジュールをつないでたりする時のラップトッパーと、ネタをやってるときのつぶやきシロー(そういえば最近見ないな)は、首の角度だけをみれば相似形をなしている。


んで、ネットサーフして見つけたのがこれ。


insTand
http://www.instand.com/
http://www.expansys.jp/t.aspx?m=1063


ノートPC用のスタンド。ノートPCスタンドというと、机の上に置いてノーパソにティルト(傾斜)をつけて肩こり防止を図るとか、デスクトップPCの代替として使うときにディスプレイを眼の高さまで持ち上げる、という製品がほとんどだが、こういう風にスタンドになっているのは珍しい。ビジネスでのプレゼンテーションとか、屋外の工事現場などでの使用を意図したものらしい。


明らかに、スタンダード・モデルは譜面台、ヘヴィーデューティー・モデルはスネア・スタンドを流用しているのが面白いな。


輸入価格はけっこう高めだから、要らないスタンドを流用してDIYホームセンターで材料を調達して自作してみるのも手かもしれない。


これで、立ったままノートPCを激しくプレイするというのはどうだろうか。


フレディー・マーキュリーやスティーヴン・タイラーとか70年代の西城秀樹みたいに激しく動き回るとか。キース・エマーソンみたいに激しくキーボードを叩きながら本体を傾けるアクションとか。ヒップホップのDJみたいにトラックパッドを激しくスクラッチするとか。


最近のMattinのワイルド&クレイジーなパフォーマンスに対抗するにはこれしかない!誰かやれ!


だめだ、笑っちゃってもう書けない(笑)