写真家佐藤ジン氏のWebページ


俺、基本的にロック関係で“伝説”というコトバを使うの嫌いなの。使われすぎだし。でも、つい使いたくなってしまうサイトを発見。


70年代末〜80年代、いわゆる“東京ロッカーズ”を始めとして多くのロックミュージシャンの写真を撮ってきたカメラマン、佐藤ジン氏のサイト。某SNSサイトで初めて知った。


佐藤ジン 写真のしごと
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gin/

1978年から現在に至る、仕事としての写真を通して私が関わったあれこれをご紹介すると共に、思い出に残るエピソードを交えて写真絵日記風に、ある場所ではとてもディープにそして出来るだけ正確な記録としても記してみたい。2006.1


今の所、掲載されてるのは下記のアーティスト。

おおおお。80年代に「宝島」とかで見た写真ばっかりだよ!多分、実家にこの頃の雑誌取ってあるぜ。すげぇなぁ。でも、「懐かしい」という感じはしない。今でもリアルタイムでかっちょいいね。


(ただ、スライドショーで見せるような作りになっているのだが、これが結構見づらいなぁ。普通にサムネイル+クリックで拡大、とかのほうが見やすいと思う)


実は俺、ここら辺の人たちのライヴは当時リアルタムでは観てないんだよね。小心者の高校生〜大学生だったので、“怖そう”なライヴとかに行けなかったの(笑)。ハナタラシとかノイバウデンとか、ここには載ってないけど非常階段とかスターリンとか初期じゃがたらとか、“暴れる”という噂のライヴには怖くて行けなかった。もうヘタレなもんだから。


ここの写真で圧巻なのは何と言っても、会場に重機(パワーショベル)を持ち込んで破壊しまくるハナタラシだろう。絶叫する山塚アイ、若い。このバンドの噂聞いたときには「絶対コイツ長生きできない」と思ったものだったが、生き延びたねぇ(笑)。どんなカタチの音楽にせよ、やはり音楽にはヒトを救うチカラがある、ということなのかな。


灰野さんのアルバム「私だけ?」(代田ヒカルではない)のフォトセッションの模様が載っているのも楽しい。黒いソフトクリーム(?)と縫いぐるみか何かが括りつけられてるショルダーバッグが謎。


PILは、初来日の時だよね。俺はこれ行かなかった。キース・レヴィンが脱退した後だったので。俺にとってはPILって、ジャー・ウォーブルとキース・レヴィンだったので。ただ、次の来日(6th アルバム "Happy?" 発売時)は、ギターのJohn McGeochとドラムのBruce Smith目当てで行った。ひっじょーーにつまんない、ただのロックバンドに成り下がっていて、ガッカリした。


トム・ヴァーレインは、これはソロで来たとき?テレヴィジョンの再結成のときかな?テレヴィジョンは観に行ったけど、もうナイフのような切れ味は望むべくもなく、おっさんジャムバンドになってた。まぁでも良かったけど。


佐藤氏の当時の写真集。これ欲しいなぁ。復刊しないかな。復刊ドットコムに入れてみるか。


「GIG」 −東京ロッカーズ 1978−1986−
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gin/book_card/book_gig01.html