Mac OS対象のアタックが増加傾向―Symantec
Yahoo USA(ロイター):
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=569&e=1&u=/nm/tech_apple_dc
Hacker attacks on Apple Computer Inc.'s Macintosh OS X operating system, thought by many who use the Mac to be virtually immune to attack, are on the rise, according to a report from anti-virus software vendor Symantec Corp .
アンチウイルスソフトベンダーSymantec Corpからのレポートによると、攻撃に対して事実上免疫があると多くのMac使用者に考えられていたApple Computer社の Mac OS Xオペレーティングシステムへのハッカー攻撃は増加傾向にある模様。
以下てきとうに抄訳。
- Mac OSは悪意あるコードからの“避難所”であると一般には信じられてきた。
- OSへの攻撃といえばかつてはMicrosoftや各種UnixベースのOSへが一般的だったが、現在、Mac OSへの攻撃は明らかに増加傾向にある。
- Macコミュニティの多くは、かねてから(全世界のPCの90%以上のシェアを占める)Windowsと違ってMac OSは攻撃への免疫力が高いと主張してきた。
- だがMac OSのコンピュータOS市場でのシェアは、全世界では5%以下に過ぎない。
- どんなOSにも脆弱性はある。(攻撃が少なかったのは)今までMacの出荷量が少なすぎてターゲットとしては面白くなかっただけだ。
- Mac Miniの登場によって、Macプラットフォームは今後、悪意あるコードのターゲットになる機会が増える可能性がある。
- Mac Miniは市場に風穴をあけたが、それによってセキュリティに無頓着なユーザーに購入されるようになると思われる。結果、ターゲットにされる機会が増え、脆弱性が増えたようにみえるようになるだろう。
- とはいえ、Macの脆弱性が増加したとしても、当面は他のOSの脆弱性のほうが数においては勝ると思われる。
....まぁ、売上げがあがれば避けられない運命、といったところなのではないでしょうかね。遅かれ早かれ、“iPodウィルス”というものも出てくるのかな。
....ロイター&ウィルスネタつながりでもういっちょ。こ、これは怖い....。