セガレはパルチザン。

我が家のセガレ(太朗、オカマ猫7歳)は、人間の男性が嫌い、というか怖いのである。


我が家は分譲安マンションなのだが、法令だか条例で定期的に火災報知器や避難梯子の点検とか下水管の点検とかがある。そうすると、業者のオジサンが作業着と器具を持って我が家に入ってくるのだが、それが大嫌い。


そういう時、セガレはこういう風に、布団の隙間に潜り込んで隠れるのであった。



最初にこの隠れ方をしたとき、布団の奥のほうまで隠れちゃって、俺ら夫婦はどこに逃げたのか全く分からずに自宅中を探し回って布団の上にズシズシ上がって探したりしていたのだが、その時セガレは上から踏まれても「がまん」して隠れていたのであった。


そう、第二次大戦下のヨーロッパ、ナチスの追求を逃れるパルチザンが藁の積荷の中に身を隠すように。


そして今年も「ヤツら」がやって来た。


すかさず布団に隠れるセガレ。真剣な表情にご注目。


ただ今年はちょっと大胆になって、ちょっと顔を出して点検をするオジサン達の様子を覗いたりするのであった。


「ぼくは、ゆうきがあるから」


「ちょっとテイサツするよ」


「あっ!こっちみた!」


「……あぶないとこだったよ」


だがこれを機に、今年は昼間布団に潜って寝る事を覚えたらしい(我が家が暖房費をケチってるという事情もあるのだが)。最近は昼寝はこんな感じである。


「ほよほよ〜」


太朗、なにやってんの?


「かめいし」


ちなみに明日香村の亀石(ホンモノ)。


参考:主なセガレ記事
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20050731/p1
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20070813/p3
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20070816/p1
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20070830/p1