「スキャナー・ダークリー」12月公開
「映画秘宝」を読んでいて発見。
"A SCANNER DARKLY"(「暗闇のスキャナー」「スキャナー・ダークリー」)といえば、フィリップ・K・ディックのSF小説の最高傑作のひとつにして、最も悲惨で救いの無い長編だが、これが映画化され、アメリカで今年夏に公開された。日本ではようやく12月に公開。
監督がリチャード・リンクレイター、プロデューサーがジョージ・クルーニー&スティーヴン・ソダーバーグ、主演がキアヌ・リーヴスとウィノナ・ライダーと聞いて、期待しないわけがあるでしょうか。
トレイラーを観て俺は震えたね。
A SCANNER DARKLY trailer
http://video.google.com/videoplay?docid=5540304229064620509
http://www.youtube.com/watch?v=sU-sCePO_i8&mode=related&search=
http://www.apple.com/trailers/warner_independent_pictures/ascannerdarkly/
高度な監視/盗聴社会になっている近未来のアメリカ。麻薬捜査官は麻薬組織に顔が割れないように“スクランブル・スーツ”という一種の光学迷彩服を常に着用している。麻薬捜査官フレッドは、上司から密売人のボブ・アークターの監視を命じられるが、実はボブ・アークターとは、フレッド自身が囮捜査で成りすましている人物なのだった。自分で自分を監視しつつジャンキー達に混じってドラッグを摂取していくうちに、フレッドは誰が敵で誰が味方か、そもそも自分は誰なのかも分からなくなっていくのであった。
スキャナー・ダークリー - ワーナー公式サイト:今の所コンテンツ何も無し
http://wwws.warnerbros.co.jp/ascannerdarkly/
11/25に「東京国際シネシティフェスティバル」で先行上映するようだ(ただしオールナイトらしい)。
http://ticf.jp/
その他はググれ→google:スキャナー・ダークリー] [google:暗闇のスキャナー
原作は、サンリオ文庫版は現在絶版だが翻訳のクオリティがヒドいものなので、探して馬鹿みたいな値段払って読む必要はない。創元文庫版の山形浩生訳が一番こなれていて良いと思う。
- 作者: フィリップ・K・ディック,山形浩生
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1991/11
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- 作者: フィリップ・K.ディック,Philip K. Dick,浅倉久志
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