Morgan's Organ vol.17

http://www.super-deluxe.com/schedule/schedule.php?lang=JP


シュトックハウゼンつながりで、もう一丁。


シュトックハウゼンが「テレムジーク(Telemusik)」や「短波(Kurzwellen)」で使った伝説の電子楽器、エレクトロニウム(Electronium)*1が見られる・聴けるかも、というお話。


グラム・ロック・バンド“モット・ザ・フープル”のメンバーとして、あるいは80年代の1大傑作!オムニバス・アルバム "Miniatures" のプロデューサーとして知られるイギリス人キーボーディスト、モーガン・フィッシャーは、現在日本に住んでCM音楽やアンビエントヒーリング系音楽を制作している。また、非常にマニアックなヴィンテージ・キーボードのコレクターでもある。"Morgan's Organ" は、モーガン・フィッシャーがそれら超レアなキーボードを使って、月イチでSuper Deluxでやっている無料ソロコンサート。

Morgan's Organ vol.17
ミニマルミュージックの新しい解釈を求めてやまないモーガン・フィシャーがインプロヴィゼーションをお届けします。
モーガンの写真や、モーガンの前衛的なビデオコレクションからびっくりするような作品もご期待ください!


大音量でもアッパーでもなく、静かで非常にゆる〜〜い、マタ〜〜リ、リラックスした雰囲気のライブ。毎回違うキーボードを用意して、ビデオ流しながら適当にミニマルなインプロを弾く、という。恐らくコレクション見せびらかしも兼ねていると思われる(笑)。確かにはっきり言ってレアで見たことないものばっかり。フェアライトの音源ユニットを聴いたときは本当にピーター・ガブリエルのアルバムの音が出るのでビックリした。


閑話休題


今回の告知写真はアップで全体像が良くわからないのだが、製品名を見ると...Electroniumと...これはまさか....。♪もしかするともしかするとそーなのかしらー♪


もし本当にそうだったらスクープだな。


120 Years of Electronic Musicでの解説。
http://www.obsolete.com/120_years/
Electronium Pi
http://www.obsolete.com/120_years/machines/electronium_pi/

・3オクターブのキーボード
・オクターブ切り替えで6オクターブまで発音可能。
・20個の押しボタン(音色の合成用?)。
真空管駆動のオシレーター
・現代音楽、軽音楽を問わず使われた。
・主にはピアノ演奏のサブキーボードとして。

てな代物らしい。

画像はこちら(直リン失礼)
http://home.swipnet.se/sonoloco2/Rec/Stockhausen/IR13boje.jpg
http://home.swipnet.se/sonoloco2/Rec/Stockhausen/S15Cir.jpg

さぁ、シュトックハウゼン大好きっ子*2は、Super Deluxへゴー!だ。

*1:ググッて調べた限りでは、Electronium という商品名の電子楽器には3種類ある:シュトックハウゼンらが使ってたヤツとレイモンド・スコットが開発した馬鹿でかいコンソールと、ハーモニカ/アコーディオンメーカーのホーナー社の電子アコーディオン

*2:ブログ検索してみると、けっこう居るんだよな、「楽しみだ」とか書いてる若者が。