パチンコメーカー、一斉に新機種発表


大手パチンコメーカー各社は、2006年度向けの新機種を一斉に発表した。


今年のトレンドは「即興音楽(インプロヴィゼーション)」とのことで、著名なアーチストとライセンス契約を締結、その音楽的なコンセプトを参考に、パチンコ/パチスロ機として仕立てた。


ライセンス契約は、収入が不安定になりがちなミュージシャンやクラブ/ライブ会場を支援するのが狙いで、ライセンス料は「Improvised Music from Japan」「tzadik.com」等、複数の組織で管理、イベント企画やオーガナイズ/ブッキングの補助に当てられる。


今回発表された機種は下記のとおり。

ジョン・ゾーンJohn Zorn)の 「コブラ」に基づいたいわゆる“権利もの”だが、リーチになっても他のメンバーからその権利を剥奪されたりするのが新機軸。キャラクターデザインは久保キリコが担当。

ゲーム理論に基づいたということでアミューズメント化は比較的容易かと予想していたのですが、上手くいく・いかないの差が激しくて、思ったより苦労しました。
(開発スタッフ)

また、“○○部隊”と呼ばれる、地域限定で仕様の異なるバージョンを複数用意。違いを楽しむためにお客様に地方のパチンコ店めぐりをしてもらうことで地域活性化への貢献をも見込む。

収益の一部はニューヨークのクラブ "Tonic" の存続支援にも当てられる模様。

根強く熱狂的なファンを持つ伝説の男の名を冠したパチスロ機。

キーワードは「ジャズの死・悪意・そして優しさ」。攻撃的な面と文学的でオセンチな面、という矛盾した要素をいかに組み合わせてパチスロに昇華させるか、というところに苦労しました。まぁ、アマルガムというやつでしょうか(笑)。
(開発スタッフ)

  • CR 杉本拓

「究極の台」として業界内で話題騒然、“沈黙”というコンセプトを掲げたパチンコ機。

とにかく出ない。当たる当たらないという話ではなく、玉自体が出ないんです。台に座ってもいつ始まるかも分からない。数分いや時には10分くらいに1球、「コン.....カラカラ....コトン」と玉が出て、あとは再びずっと沈黙が続く、という具合です。ある意味、パチンコ史上、最もエクストリームな台と言えるでしょう。業界の内覧会でもこの台に座ると“チャレンジャー”“苦行者”と呼ばれ、周囲の人だかりがじっと息を殺して見守る、という場面が見られました。
(業界関係者)



....まぁ、今日はこういう日だから、目くじらたてずに大目に見てやってください。
(^_^;;;