ドクター・フー@NHK BSが面白い
NHKが海外から見つけてくるSF・ミステリドラマは、昔からなかなかクオリティの高いものが多い。「マックス・ヘッドルーム」とか「宇宙船レッドドワーフ号」とか「修道士カドフェル」とか「名探偵ポワロ」とか。ただいま我が家では、先月放送が始まった「ドクター・フー」にはまっている。
ドクター・フー - NHK海外ドラマ
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/doctorwho/index.html
「電子音楽 in Japan」で有名な id:snakefinger さんこと田中雄二氏のブログが非常に読み応えがある。現時点では最高の情報源か。
POP2*0(ポップにーてんぜろ)
http://d.hatena.ne.jp/snakefinger/
NHKの新番組『ドクター・フー』とBBCラジオフォニック・ワークショップ
http://d.hatena.ne.jp/snakefinger/20060929/p1
後半の「BBCラジオフォニック・ワークショップ」の話が、超・面白い!すげー興味そそられる。ここらへんは流石だ。
その制作チームの名は、BBCラジオフォニック・ワークショップ。長らく私にとっても謎の存在だったが、90年代末に25周年を記念したルポルタージュ本が英国で出版され、ほぼ全貌を知ることができた。一昨年、日本でも翻訳された伝記『ポール・マッカートニーとアヴァンギャルド・ミュージック』でも、ビートルズが前衛音楽手法を取り入れたきっかけ的な存在として、かなりのボリュームを割いてBBCラジオフォニック・ワークショップが取り上げられている。実は、ジョージ・マーティンも同所で1枚、電子音楽の秀作的なシングルを制作しており、その音源や制作までのいきさつは、日本でも出た彼の4枚組のCD BOX『ジョージ・マーティン・ボックス・セット』でも紹介されていた。
いや〜、面白そうだなぁ。BBCラジオフォニック・ワークショップ関連の音源、手に入れてみたい!
ポール・マッカートニーとアヴァンギャルド・ミュージック―ビートルズを進化させた実験精神
- 作者: イアンピール,Ian Peel,角松天
- 出版社/メーカー: ストレンジデイズ
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
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この本は面白いよ。俺もジュンク堂で座り読みしただけだけど(笑)。文章ばっかりで図版やディスクガイドが少ないがそれでも十分面白い。
- 作者: 田中雄二
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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ビートルズと実験音楽といえば、最近こういう本も出た。まだ立ち読みどまりだが。「イエロー・サブマリン」物凄く好きだったので、買って読んだらレビュー予定。
- 作者: ロバート・R.ヒエロニムス,Robert R. Hieronimus,清川幸美
- 出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: 単行本
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