会ってみないと分からないこと。
どんなにネット上で長きにわたって交流があったとしても、実際に会ってみなければ分からない、ということがある。
俺の場合はこれ↓である。
「あれ、矢野さんって、左利きだったんですね」
「そうなんすよ。書くのも投げるのも、箸使うのも左で。矯正されかけたこともあるんですが、結局直らなかったんですよね」
てな会話を、食事や飲み会、または何かに名前書くときに交わすわけだ。こればかりはネット越しでは(Webcamでも回さない限り)分からないことだ。
知り合って何年も経つのに、未だに同じ話題を繰り返す知人もいる。
「あれ、矢野ちゃんってギッチョ*1だったんだ」
「アンタそれ昭和の頃から言ってるだろ(怒)」
この手合いはだいたい以下のいずれかに分類される。
- 何故か、一緒に飯食ったりする機会があまりない
- 会うときは大抵すでに酔っ払っている
- そもそも他人に興味・関心がない
- 脳年齢の老化
天才ゆえの苦悩、左利きの苦労を知れ! - Livedoor ニュース トピックス
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1871179/detail?rd
俺天才でもなんでもないけどさ(笑)
この記事の写真↓に出ているハサミと缶切り、俺持ってる。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1871179-57977/picture_detail
ではでは、左利きの人は日常でどんな不便を感じているの? ということで、周囲のサウスポーに聞いてみると、「駅の自動改札を通るときに体をひねらなくてはいけない」「カメラのシャッターが押しづらい、上手く撮れない」。そして意外と多かったのが「ごはんを食べるとき右利きの人と腕がぶつかり、気まずい」でした。
駅の自動改札ってのは毎日感じる。通るときだけ美川憲一みたいな身のこなしになるんだよな(苦笑)。あと、むかーし、自動改札というものが出始めの頃、左手でキップ入れたら左隣のゲートが開いて目の前のが閉じちゃった、つう経験がある(遠い目)。
カメラのシャッターは不便を感じたことないなぁ。飯どきの不便さは凄く感じる。サラリーマン時代、混んでる定食屋で昼飯食ってて、隣の人のお茶飲んじゃったり(爆)。“空いてる手”が逆だから、無意識に手を伸ばすと他の人の茶碗を掴んじゃうんだよね。
ほかに左利きということで俺が思い出すのは、飲み屋に置いてある唐辛子の缶のことだ。
こういう↓唐辛子の缶がよく置いてあるよね。蓋を回して胴体の穴と合せるヤツ。
http://www.yawataya.co.jp/index.html
これを回す向きが、左利きと右利きでは、逆なんだよ。
- 右利き→ 左手で胴を持って右手で蓋を回す。
- 左利き→ 右手で胴を持って左手で蓋を回す。
んで、俺、飲んでて気づいたんだけど、これの回し方って、俺の酔っ払い具合のバロメーターになるの(笑)。
- シラフ→ “自分にとって自然な向き”とは逆にクイっと回して穴を合せる。
- ほろ酔い→ 適当に左右に回してみて、穴を合せる。
- 酔っ払い→ 数ミリ回せば済むところを、グルーーーーっと回しちゃう。円周でいうと、360°のうち5°回せば済むところを、355°回しちゃう馬鹿。
- へべれけ→ グルーーーーっと回して、さらに、通り過ぎちゃう。んで、穴がどこいったか分からなくなっちゃう。
「あえ〜?マスタ〜、このとんがらし、穴あいてないよ〜」
「んなことあるわけねぇだろ!オラ貸せ!...ったくこんなに回しちまいやがって、蓋が減るだろ!」
「........。マスタ〜、その感覚も相当ヘンだと思うよ〜」
「うるせー!オラ、振ってやるから皿出せ!もういじるな!」