アンドロイドはPKDの夢を見るか?


コレは面白すぎる!かのSF作家P.K.ディックそっくりのロボットが開発されていたのだが、輸送途中で失踪(?)したらしい(笑)。


PKD型レプリカントが逃亡
http://japanese.engadget.com/2006/02/15/pkd/

作家フィリップ K. ディックをモデルに作られ、ディックの著作と伝記から構築されたAI人格を持つアンドロイド"Phil"が輸送中に失踪、製作元のHanson Robotics社では現在目撃情報を募集しています (注:本当のニュースです)。


スラッシュ・ドット:P.K.ディックに似たアンドロイドが行方不明
http://slashdot.jp/articles/06/02/16/0332216.shtml


作ったメーカーのサイト。なぜタイレル・コーポレーションと改名しない。

Hanson Robotics
http://www.hansonrobotics.com/
An android-portrait of Philip K Dick
http://www.hansonrobotics.com/project_pkd.php


いやぁもう、素敵すぎる。なんて味わい深いニュースなんだろう。早くも今年のニュースベスト10ノミネート決定。追跡する人はやはり“ブレードランナー”と呼ばれるのか。人工衛星に“VALIS”という名前をつけて追尾するというのはどうだろう。


それよりも何よりも、今、我々の生きているこのセカイは、このアンドロイドの脳内に構築された虚構の存在なのかも知れないのだ!