マリみて(笑)その後
4/28の日記でとりあげたマリア様に見えるという壁の染みだが、
http://d.hatena.ne.jp/Bushdog/20050428#p1
スッタモンダが続いている模様。
ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会より。
http://abcdane.net/
いたずらされ、ペンキを塗られたマリア様が復活!
http://abcdane.net/blog/archives/200505/mary_painted.html
経緯はこんな感じ。
- その後も“参詣者”が引きを切らない壁の染み。
- 「こんなの信仰に反してる!」とヴィクター・ゴンザレスさん(37歳)染みに「Big Lie(大嘘)」と落書き。
- シカゴ当局、安全面(?)の考慮から、染みをペンキで塗り潰す。
- 嘆く“参詣者”。
- 洗車スタンドの作業員が特殊洗剤を持って参上。ペンキと落書きを剥がす。
見物客からは「マリア様が復活した」「やはり今でもシミはマリア様に見える」との声が出ている。
いやぁ、面白いなぁ。これを「やっぱアメリカ人バカだ」「まったく一神教信者ときたら....」とかで済ませちゃったら面白くない。ここはキリスト教の補完物としての聖母マリア信仰(google:マリア信仰)を興味深くウォッチするほうが面白い。
考えてみたら、TVの紀行番組や映画に出てくるマリア信仰のお祭りって、ほとんどキリスト教に見えないもんな。土俗宗教って感じで。とりあえず思い出すのはタルコフスキー「ノスタルジア」冒頭に出てくるお祭りとか、ドキュメンタリーだけどヴェンダース「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」に出てくる黒マリア信仰とか。