高安利明、DJ Peaky、伊東篤宏トリオ@代々木Off Site

http://japanimprov.com/offsite/offsitej/index.html

Off Siteで開催している個展の絵が凄く良い高安利明氏と、DJ Peaky・伊東篤宏によるライブがそのOff Siteで行なわれた。

せっかくだからART遊覧に載ったインタビューをリンクしておこう。
http://www.art-yuran.jp/

高安 利明(Toshiaki Takayasu)「空白を共有する」
http://www.art-yuran.jp/2001/02/vol29.html

伊東 篤宏(Atsuhiro Ito)「僕が見たいものを一緒につくる」
http://www.art-yuran.jp/2000/10/vol26.html


客席から見て左から:


前半
ターンテーブルに鳥や花のオブジェ(モビールみたいな)を載せてある高安氏の針音からスタート。ランプでオブジェを影絵のように壁に映している。可愛い。
Peaky氏の脈動するようなノイズ:周囲の音をマイクで拾って加工しているのか?
しばらくしてから伊東氏参加。今日はだいぶ音量控えめ。
高安氏の針音とPeaky氏のノイズが一定のテンポを刻むが決してビートやグルーブになることなく淡々と進行。
その淡々さの中、伊東氏のOptronが切り込む。
高安氏のDATかPB(またはミキサー内部のフィードバック?)から笛や鳥の声のような電子音。

後半
PBかDATから、ストリングスシンセのようなきれいな電子音、波のように寄せては返す。徐々にPeaky氏のノイズがからんでいく。アンビエントな雰囲気、チルアウト感覚が気持ちいい。
ターンテーブルのオブジェは外し、ボロボロのLPディスクを載せてある。
後半は、アンビエント→ノイジーアンビエント→ノイジー、というような展開で進行。
その中でやはり伊東氏のOptronは間に切り込んでいくのだが、断ち切る・遮る・異化という感じではなく、寄り添うという印象の演奏。

音量も結局それほど大きくなることなく、淡々とした印象は最後まで変わらず。徐々に音数・音量が小さくなっていって、終演。



ん〜、あと、客席の女の子率にびっくり。20人くらい入ってて、男性客は俺含めて計3名?皆さん20代前半くらいで高安氏つながりのお客さんみたいだった。